有限会社マヴェリック | 笑顔で集える場の創造と提案

No1 : 海の色が変わった日

〜ブルー&グリーンカーボンプロジェクトが始まったわけ〜

晴海ふ頭の海

私が小さいころに住んでいた町では、毎日が青い海と潮のかおりに囲まれていました。
海はきれいで、魚もたくさん泳いでいて、自然ってすごいなぁって思っていたんです。

でも、高校生のときに、練習船で東京の晴海ふ頭へ行ったとき、びっくりしました。

海の色はにごっていて、ごみが浮いていて、魚の姿も見えなかった。
「同じ“海”なのに、こんなにちがうのか…」
と、ショックを受けました。

35年の歩みと、これからの一歩。

あれから35年。

東京湾の海は、すこしずつよくなってきました。

水のきれいさを調べる「COD」や「BOD」っていう数値は昔よりも改善しています。

だけど、夏になると酸素が少なくなって、魚が住みにくい“苦しい海”になる場所も、まだあります。
しかも最近では、マイクロプラスチックや生活排水といった新しい問題もふえてきています。

東京湾環境一斉長歳 官民連携でとりくむ海の自然再生

ごみが炭に。そして、未来が変わる。

「私たちにできることって、なんだろう?」

そう考えていたときに出会ったのが、ごみを炭に変えるすごい機械でした。
これを使えば、ごみを自然にやさしい炭にして、海や山を元気にできるんです。

そうして始めたのがブルー&グリーンカーボンプロジェクトです。

これはただの環境活動ではありません。
“にごった海”を、未来の子どもたちに見せたくない。
そんな思いから生まれた、私たちの本気のチャレンジなんです。

このブログではプロジェクトの詳細や技術のこと、取り組みに関わる人々の想い、地域の声などを、紹介していきます。どうぞご期待ください。

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