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No3 : 炭をまいたら海はどうなる?

〜アクプロンⓇ Ⅲ号の現場から見えた“ちがい”〜

海や森の役にたつとは

「ごみが炭になって、海や森の役に立つ」って、
なんとなくすごいことはわかるけど、実際にそれって本当に意味があるの?って思いますよね。
今日は、実際にアクプロンⓇ Ⅲ号 が使われている場所と、その“変化”についてお話しします。

孤島での資源活用

まずは、ある小さな島から

ある孤島(ことう)では、
使わなくなった車や家電がたくさんたまっていました。
でも、船で運び出すにもお金がかかって、島の人たちは困っていたんです。

そこに導入されたのが、アクプロンⓇ Ⅲ号。

島の中でごみを炭に変えることで、
・ごみは減る
・お金もかからない
・できた炭が役に立つ
という“いいことずくめ”になりました。

できた炭は、海の中へ

アクプロンⓇ Ⅲ号で作られた炭は、そのまま“ゴミ”じゃなくて、
海の中にまいて、海のエサになります。

え?炭がエサになるの?って思いますよね。
炭には「鉄」や「フルボ酸」という海の植物が大好きな栄養が入っています。

さらに、炭と鉄鋼スラグをまぜてセメントで固めると、
海にまいたときに「フルボ酸鉄」になり、
海藻や海草にとって欠かせない栄養塩になるんです。
 
それをまくと、
・海藻が育ちやすくなり
・小さな魚が集まってきて
・やがて大きな魚も戻ってくる!
・微生物との親和性がよく、海の環境づくりにも役立つ
 

そんな“海のゆりかご”が生まれていくんです。

陸のほうでも…

炭は畑にもまかれています。
「ハイブリット炭」って呼ばれる炭は、土にまくと、水を保ちやすくしてくれたり、
土の中の微生物を元気にしてくれたりします。

つまり、 ごみから作った炭で野菜がおいしくなる!
なんてこともあるんです✨

地元の声

「ごみだったものが、海や畑の役に立つなんて!」
「子どもたちにきれいな海を残せると思うと、うれしい」
「地元で仕事も生まれて、本当に助かってます」
地域の人たちからも、
こんなあたたかい声が届いています。

アクプロンⓇ Ⅲ号は、
ごみを“いらないもの”ではなく、
“未来に役立つもの”に変えてくれる、すごい機械。

海や山、畑まで、
自然をまるごと元気にしてくれる、
未来のためのひと工夫なんです。

次回は…
「ブルー&グリーンカーボン」ってそもそも何?
“青”と“緑”のカーボンの意味や、どう未来を救うのか、
を紹介していきます!

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