No3 : 炭をまいたら海はどうなる?By admin / 2025年4月16日 〜アクプロンⓇ Ⅲ号の現場から見えた“ちがい”〜 「ごみが炭になって、海や森の役に立つ」って、なんとなくすごいことはわかるけど、実際にそれって本当に意味があるの?って思いますよね。今日は、実際にアクプロンⓇ Ⅲ号 が使われている場所と、その“変化”についてお話しします。 まずは、ある小さな島から ある孤島(ことう)では、使わなくなった車や家電がたくさんたまっていました。でも、船で運び出すにもお金がかかって、島の人たちは困っていたんです。そこに導入されたのが、アクプロンⓇ Ⅲ号。島の中でごみを炭に変えることで、・ごみは減る・お金もかからない・できた炭が役に立つという“いいことずくめ”になりました。 できた炭は、海の中へ アクプロンⓇ Ⅲ号で作られた炭は、そのまま“ゴミ”じゃなくて、海の中にまいて、海のエサになります。え?炭がエサになるの?って思いますよね。炭には「鉄」や「フルボ酸」という海の植物が大好きな栄養が入っています。さらに、炭と鉄鋼スラグをまぜてセメントで固めると、海にまいたときに「フルボ酸鉄」になり、海藻や海草にとって欠かせない栄養塩になるんです。 それをまくと、・海藻が育ちやすくなり・小さな魚が集まってきて・やがて大きな魚も戻ってくる!・微生物との親和性がよく、海の環境づくりにも役立つ そんな“海のゆりかご”が生まれていくんです。 陸のほうでも… 炭は畑にもまかれています。「ハイブリット炭」って呼ばれる炭は、土にまくと、水を保ちやすくしてくれたり、土の中の微生物を元気にしてくれたりします。つまり、 ごみから作った炭で野菜がおいしくなる!なんてこともあるんです✨ 地元の声 「ごみだったものが、海や畑の役に立つなんて!」「子どもたちにきれいな海を残せると思うと、うれしい」「地元で仕事も生まれて、本当に助かってます」地域の人たちからも、こんなあたたかい声が届いています。 アクプロンⓇ Ⅲ号は、ごみを“いらないもの”ではなく、“未来に役立つもの”に変えてくれる、すごい機械。海や山、畑まで、自然をまるごと元気にしてくれる、未来のためのひと工夫なんです。 次回は…「ブルー&グリーンカーボン」ってそもそも何?“青”と“緑”のカーボンの意味や、どう未来を救うのか、を紹介していきます!