皆さん「番線」ってご存じですか??
ふと最近某テレビ番組で紹介されていましたが、
建設現場では当たり前に使われているのがこの「番線」です!
見た目は「針金」ですが、ちょっと「針金」とは違いますのでご説明いたします🎵
針金と番線の違いとは?
まず針金とは、ナマシ鉄線に均一に亜鉛メッキを施した細長く糸状に延ばしたモノの事を指します。
一般的には鉄、ステンレス、アルミ等が数多く使用されています。
それに対して番線とは、よくなまし番線と言われて火入れをしてからゆっくりと冷やして作る針金の事を指します。
針金よりも柔らかく、加工がしやすいので建築現場の足場等の結束等に使用される事が多々あります。
番線の特徴としては加工しやすいのですが、錆びやすくもあります。
そもそもの番線という名前の由来は、それぞれの太さの番線をまとめた時の太さが1インチ(25㎜)になる時の本数から何番線と付けられています。
例えば8本、番線を束ねた時の太さが1インチ(25㎜)になる番線は8番線になります。
番線を10本束ねた時の太さが1インチ(25㎜)になる番線は10番線になります。
足場屋さんに活用される加工番線
番線は加工しやすいのでその特徴を利用して足場に使用しやすいようにした加工番線という番線もあります。
加工番線は番線の先がひねってあるのでシノでしばりやすくなっています。
JISの認定品で#10番線(3.1㎜)×700㎜というのが一般的なサイズになります。
<つづく>
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