さて、昨日は「建築士」について説明しましたが
今回は「一級建築士事務所」について説明します!
一級建築士事務所
一級建築士事務所は建物の設計監理を行います。
設計監理業務は建物の設計を行なう設計業務と建物の工事着工以降の監理業務及び設計図書が完成した後、
建物の工事業者を選定するための工事見積発注、見積精査、工事業者選定の助言を行ないます。
建築の設計業務は建物着工以前の業務です。
建築主と打合せ行ない、建物の設計図面を作成します。
また、行政手続き(役所調査、土地調査)、見積りの発注(見積業者の選定、見積書の査定)、
施工業者の選定への施主への助言等を建築主の代理人として行います。
設計監理業務は建物の着工以後の業務です。
建物の着工以降、建物が設計図書に指示された内容に沿って施工されるよう施工業者への指導を行ない、
工事に手抜きがある場合には、工事業者に是正の指示を行ないます。
工事打ち合わせ内容は打ち合わせの都度、打ち合わせ議事録を提出します。
ただし、工事建物の品質管理、工程管理、安全管理は建物の施工を請負った施工会社の責任です。
建築設計事務所は設計監理を通して、設計図書に指示した建物が正しく施工されてることを確認検査を行い、
工事に誤りがある場合には施工業者に対して工事の是正を指示し、建物の完成に導きます。
建物の竣工以降は、建物引渡し後の不具合や瑕疵の判断をし、
施工会社の瑕疵と判断される場合は、施工会社への修繕、改修の指示をします。
竣工後に発生した悩みや相談事に対して建築主と話し合いながら適切なアドバイスを行い、
施工会社にメンテナンスの協力を行なうのも設計事務所の仕事です。
つまり「一級建築士事務所」の資格があると、
「案件」→「設計」→「施工」という流れで仕事を行えますが、
資格がないと「設計」の部分がなく、「施工」のみとなります。
「施工」に関しても、「設計」から関わっているととても仕事しやすいんですよね!
次は住宅設計、住宅建築の流れについて説明します!
<つづく>
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