昨日に引き続き木造住宅のメリットデメリットです🎵
メリット
①建築費用を抑えられる
木造住宅は、鉄骨構造や鉄筋コンクリート造の住宅に比べて材料費が安価のため、建築費用を抑えることができるというメリットがあります。
ただし、依頼先によって建築にかかる坪単価は異なるほか、木材自体の価格も木の種類によってさまざまであることも理解しておきましょう。
②設計の自由度が高くリフォームしやすい
木造住宅は、基本的にとてもシンプルな構造をしており、基礎、土台、柱、梁の構造体が法律の基準を満たしていれば、その他の設計は自由に決めることができます。
自分好みの家づくりをしたい場合に自由設計ができることや将来リフォームがしやすことがメリットと言えるでしょう。
③耐火性に優れている
木造住宅は耐火性に優れているのもメリットの一つです。
薪に火をつけるのに手間取った経験のある方もいるかもしれませんが、住宅に使う木材にも同じことが言えます。
建築などに使う太い木は、熱伝導率が低く、木の内部まで燃えるのに時間がかかるため、火災が起きても構造体の中心は残り、家の形はそのまま保たれることが多いです。
一方で、鉄は熱伝導率が非常に早く、温度が急速に上がってしまいます。その結果、住宅を支える鉄骨が熱に耐えきれず折れ曲がってしまい、家そのものが崩れてしまうことも考えられるのです。
デメリット
①耐震性が他の建築工法と比べて劣る
鉄骨構造や鉄筋コンクリート造の住宅に比べ、木造住宅は地震に弱い傾向にあることが、よくデメリットに挙げられます。
しかし、現行の建築基準法によると、住宅を建築するにあたっては構造種別や工法に関係なく、震度6強~7に達する程度の大規模地震でも倒壊・崩壊するおそれのない建築物とするように定められており、木造でも十分な耐震性を備えることができます。
近年は、制震システムの性能向上によりさらに耐震性を強化した家づくりも可能になりました。
②防音性が低い
木造住宅では使用する木材の性質上、遮音性能が低く、音を通しやすいという特徴がデメリットになり得ます。
大きな道路に面していたり、家で楽器を演奏したいと考えていたりする場合には、床や壁、天井などを二重構造にするなど防音対策を考えておくとよいですね。
③品質にばらつきが生じやすい
木造の一戸建ては、他の工法に比べて品質にばらつきが生じやすいことがデメリットの一つです。
木材の管理体制によって品質が変わるほか、建築現場では職人が木材を加工する場合もあるため、職人たちの力量が仕上がりに大きく影響します。
<つづく>
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