今回は、「住まいに関わる神様」について、ご紹介したいと思います!
住まいにまつわる神様はどこに居るのでしょうか。
「家宅六神(かたくろくしん)」と呼ばれる建物の材料や構造を示した六つの神様(六柱)がいます。
『古事記』において、国産みを終えた伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の二柱の神は、神産みを始めます。
神産みの最初に大事忍男神(おおことおしおのかみ)が産まれた後に、家宅六神が順に産まれています。
このように、二番目から七番目に生まれた家宅六神は非常に重要度の高い神様と位置づけられているのです。
六柱(六つの神)
最初に産まれたのは、石土毘古神(いわつちびこのかみ)。
家の材料である石と土(壁土)を表しています。
2番目が、石巣比売神(いわすひめのかみ)。
石巣は石砂のことを表しています。
3番目は、大戸日別神(おおとひわけのかみ)。
「大戸」は家の出入口のことで、風雨・侵入から守る神様。
4番目は、天之吹男神(あめのふきおのかみ)。
「吹」は屋根を葺く動作を表し、『神名考』では屋上の神としている。
5番目に産まれた、大屋毘古神(おおやびこのかみ)。
葺き終わった屋根を表し、災厄を司る神様。
最後に産まれたのが、風木津別之忍男神(かざもつわけのおしおのかみ)。
この神は、暴風から家を守る神として、家宅六神の最後に入れられたものと考えられます。
これらの家宅六神が建物の材料や構造を示し、建物を守ってくださっているのです。
<つづく>
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