みなさんは「さらかん」と「たけかん」って聞いたことありますか??
建設業界の中でよく使われる言葉の中で、読み方が同じですが、意味が全く違うとてもややこしい言葉が『監理』と『管理』です。
建築業界には『工事管理』する人と『工事監理』する人がいます。
どちらも読み方は同じく『コウジカンリ』です。
これを区別するために建設業界では「さらかん」と「たけかん」という呼び方をする場合があります。
なぜ『さらかん』『たけかん』と呼ぶのかというと2つの言葉の漢字をよく見てみると、
『かんり』の『かん』という字は違う漢字を使っており、「管」と「監」になっています。
また漢字の中に「竹」と「皿」がはいって、『たけかんむり』と『さら』という漢字の部首です。
この漢字の部首に着目し、呼びやすいように省略した言い方が、
「さらかん」「たけかん」となっているわけです。
「工事管理」
現場監督。現場の工程管理や職人さんの段取りなど、工事が安全かつ段取り良く進むようにすることです。
主な仕事内容として
・工事が決められた工期内で終わるように、工程を調整します。
・現場で事故や災害が起こらないように、安衛法等に基づき安全管理を行います。
・現場が設計図通りに工事されているか、施工に不具合が無いか品質監理を行います。
・請負金額(契約した金額)で工事が完了するように、予算管理を行います。
「工事監理」
建築の設計者などが行う場合が多いです。
施工されたものが、設計図通りに作られているかを確認すること。
またそれができるように施工者と打ち合わせながら進めていくことです。
主な仕事内容として
・建築主の代理として業務を行います。
・工事現場と調整し、建築主の要求をみたすように工事を進める
・工事の状況や進捗の確認を行い、建築主に報告する
・図面の不整合や施工の不具合が無いか検査を行う
・仕様書に求められている材料や仕様が現場で適正に仕様されているか確認を行う
<つづく>
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